Character profile

やたらと長い自家設定資料(自分用)です
草稿〜後期稿までお構いなしの上に無意識に脳内設定が混ざる混沌
思い出したら随時更新



△画像クリックで無駄にでかいのが表示されます

Brandir


‐さだめがそれをさせぬのだ。
               (UT/邦訳上P162)

F.A.465-499(Rule:F.A.495-499)
Brethilの5代目族長(Haldanを初代としたとき)。大人しい気質で聡明。理屈っぽいとも言う。
母の兄から貰った名前だそうなのでBeor家寄りの名付けだと思われる。
幼少期の事故で脚が不自由。杖をついて歩いている描写があるくせに弱いイメージがないのは例の一撃必殺のせいか。
本草学を学び癒しの術に長けていた、束世界では貴重な回復要員。予言もちょっとできる。その割にいまいち貴重扱いされない。
しかも他に類を見ないアラサー喪男。どのくらい喪男かと言うと読んでるこっちが申し訳なくなってくるレベルの喪男。
特に何気ない会話に唐突にぶっ込まれるセルフディスはコミュ障には身に覚えがありすぎて辛い。
マイナス思考人間が中途半端に予知なんかできるからこうなる。
まあ人生色々あったんだろう。かわいそう。
草稿では見た目が微妙な半エルフだった。かわいそう。
しかもやっぱり貴重扱いされてない。でも名前がかわいいからよし(Tamarちゃん)。
最終的に半エルフ属性が消えたのでただのハイスペック喪男になってしまった。
調子こきすぎたDorlasを例の一撃必殺でSATSUGAI(人を殺したのは後にも先にもこれだけ)、
その後色々とブチギレたTurinにもビビらず清く正しく大人しく斬殺される。享年34歳。
死ぬ前のTurinとの問答がとち狂っててすごい。あの「けたたましく」笑ったシーンで管理人は沼に落ちました。
朗読CDだとそんなけたたましく笑わない上始終台詞にドスが効いてる(ガチ預言者の風格)のも弱いイメージがない一因かもしれない。
余談だが母のBeldisがBeor家の出、父HandirはHador家とのハーフなので3氏族の血が全て入ったハイスペック(喪男)である。
同じく3氏族の血の入ったTurinとの関係と互いの末路を思うと胸熱。

Handir

F.A.441-495(Rule:F.A.472-495)
Brethilの4代目族長。Brangdirの父。
旧版の家系図を真に受けるとものすごい熟女好きになってしまうけどそれでもいいと思う。
草稿だと嫁がエルフだった。やばい。
直接の描写はないものの、荒れまくりのご時世に在位期間堂々の2位という事を考えると半端ねぇ優秀さだったはず。
ついでにHurinの従兄弟でもある。しかも同い年。絶対強い。
さらに熟女好きなんだから多分並の男ではない。やばい。
ネガティブな息子の個性を活かしてちゃんと一人前に育てたんだから父親としても優秀(だといいな)。
ニアナイスの時は丁度30歳なのでもしかしたら出陣してるかもしない。胸熱。
HoMEの書き方だと参戦してない感が濃厚だけど断言されるまでは夢見てるかもしれない。
テイグリンに入り込んだオークによって殺される。享年54歳。享年すらかっこいい。やばい。
色々規格外過ぎてサイコ気味になりがちですが一応かっこよく描きたい。一応努力はしている。一応。

Haldir

F.A.414-472(Rule:F.A.471-472)
Brethilの3代目族長。Handirの父。Hurinの父方の叔父に当たる。
幼い頃のHurin(パワーワード)を養育した。
ニアナイスでFingonの軍勢に加わり、殿後を守って討死した。メタラー歓喜。
彼と弟のHundarの隊のうち、帰還できたのは3つだけだったそうな。そら一族も減る。
お陰で?在位期間驚きの1年。享年58歳。
まあ前任が激元気で生涯現役だもんで、だったから仕方ない。

Hunthor


‐殿が怖れていたように、われらのなした行為が、われらを裏切ったからなのだ。
                                                        (UT/邦訳上P186)

F.A.467-499
MelethとAgathorの長男。
Manthorの兄に当たるが当のManthorから1回も兄呼びされてないのが引っかかる男。
同年代の中でたぶん唯一の妻帯者。いい人感が滲み出ている。
族長であるBrandirとは又従兄弟で思いっきり身内だが、始終敬う姿勢を崩さなかったイケメン。
外見の記述はないが行動がかっこいいのでイケメンです。
調子こいてBrandirをディスりまくったDorlasを叱り、
「Haleth家の御為に私が参ります」というイケメン限界突破な台詞をぶちかましてTurinの竜退治に同行。
臣下にしたい男ぶっちぎりの1位。でも族長候補だったりもした。どれだけイケメンだくそ
途中離脱したDorlasの事を「ビビって着いてこられませんでした(意訳)」とTurinに報告した時は
さぞかしスッキリしたんじゃないかと思う。よかったね。
その後、崖登ってる最中に足を滑らせて落っこちそうになったTurinを助け…た所で落石により死亡。
享年32歳。惜しい男を亡くした。

Manthor


‐ご自身の災厄に釣り合うよう、われらを破滅へ導こうとしたのでは?
                                               (HoME11/P297)

F.A.469-501
Hunthorの弟。正義厨…というか完全にいい人役なんだけど後述の件もあり一言では言い表せない複雑なキャラクター。読むたびに印象が変わるので面白い。
BrandirとHunthorの死後、彼とHardangのどちらが族長を継ぐかでちょっとなんかあったらしい。しかし民衆に選ばれたのはHardangであった。
後にHardangに任命され国境警備隊の隊長となるが、仕事内容見てると左遷くさい。実際HardangはManthorが好きじゃなかったようだ。何このギスギスした森。
外で寝てるのを見た時からのHurinの大ファン(語弊)。
うっかり(うっかり)族長に怪我を負わせてしまい捕らえられたHurinの弁護をし、大勝利。逆転無罪を勝ち取った鬼のようなコミュ強。
パーソナルスペースが激狭なのかグイグイ来る。Hurinも絆されるレベル。
Hurinに入れ込んだ結果Hardangとガッツリ対立し、族長に仕えるのやめるとまで言い出し、まあコミュ強なので当たり前のように勝利し、
Hardangぶっ殺せウオオオ的に暴走し出した愚民どもを嘆き止めようとしつつも愚民は愚民なのでどうにもならなかった。
愚民は話聞かないから仕方ない。残念。
Hardangの死後、弓の下手くそなAvrancの3度目の正直がヒットし死亡。
Hurinに入れ込んだしっぺ返しをまともに喰らってちょっとかわいそうでもある。自分まで死ぬと分かった瞬間の手のひら返しはさすがHaleth家
ちなみにManthor、Hardangともに子がなかったため族長の家系ごと滅びた。さよならエダイン。
まあ結婚してたかすらも怪しいし(記述がない)仕方ない。
Hador家の呪いがHaleth家から同じ人数だけ引きずり込んで犠牲にしたのでは的な台詞は軽くホラーだった。
享年32歳。お前竜退治の時どこにいた?とは言ってはいけない。
初期稿ではHardangと同一人物(!)だったり弟にEborくん(部下)やAgathorさん(父)がいたりとけっこう設定がウロウロしている。
気になるのはHardangの死に際の「民衆が私を族長に選んだ事恨んでたのかと思ってた」の言葉を否定しなかったこと。だからこの森ギスギスしすぎ。Brethilの闇は深い。

Agathor

生没年不明。
Melethの嫁…じゃない旦那。Hunthor、Manthorの父。
家系図を見る限り入り婿。実際嫁と姑が「勇敢だった」そうなのでお察し。
でもそんな強い嫁の旦那が務まってるんだから強いって信じてるよ(?)。
ManthorがあまりにもHadorの親戚ですよアピールするもんだから
父方にもHadorの血入れといたろと思ってハーフ設定にしてたけど微妙なところ。
どうもManthorの主張は「おばあちゃんの姉妹がHadorに嫁いだから私達親戚だよね!」らしいが
なんか……お前……それでいいのか感が残る。
それを言うとHardangもHurinの親戚扱いになるぞ。それが言いたかったのかもしれないが。

Hardang


‐おまえが最後に私に向けた嘘、死ぬ前におまえに返す。
                                      (HoME11/P294)

F.A.470-501(Rule:F.A.499-501)
Brethilの6代目族長。
Brandirの又従兄弟にあたる。族長の血筋はここで終わりなので末代。
元からなのかTurinがやらかしたからなのか分からないがHador家が嫌い。Brandirが殺されたことを根に持っている。
領地に入るなら武器を持たせないとまで言うんだからよっぽどなんだろう。お疲れ様です。
HardangはHadorの血に繋がらないと明記され、かつ母親がどうこうという記述もない(そもそも母親の記述がない)ので勝手に純血Halethだと思ってます。
3氏族混血のBrandirが殺され、最後の族長が純血だと思うと滅びの美学。
しかしDorlasとその息子Avrancの友人だったらしい…のでここで一気に「アッソッスカ」と思われそうな辺り哀れ。
Brethilに来たHurinを冷遇するが、思ったよりHurinの沸点が低かったため椅子をぶん投げられておでこを負傷。
捕らえて裁判沙汰にするがコミュ強ManthorがAvrancに大勝利してしまった+Hurinからの身に覚えのない爆弾投下(Morwen飢えさせた罪)(冤罪)で民衆の怒りを買い、
包囲された挙句に脱出失敗。モブに背中に槍を突き刺されて死亡した(Avrancはそのまま逃げてった)。享年31歳。
Handirの死後、族長の候補に上がったのはHunthorとHardangであった。
流れ的にどっちかに決まりそうだったが、なんかいきなりBrandirに決定。
慣習を守りたかったらしいが愚民の考える事はよくわからん。ここで大人しくHunthorかHardangにしとけば良かったのに。Brandirも困っただろ。
記述から、Hardangは器が小さく劣った人間として捉えるのが適当だと思うのではあるが、
個人的にManthorの「Hurinが来るまではそんな悪いやつじゃなかった(意訳)」発言と、
Hurinを探しに来た者達への「Turinは正義も慈悲もなくBrandirを殺した、よってHador家の男がBrethilで武器を持つのは許さない(意訳)」発言のせいで
どうしても悪い人には見えない。むしろ寂しそうに見える。管理人は判官贔屓。

Hundad

F.A.447-?
Hardangの父。Handirの従兄弟=Hurinの従兄弟。姉にHunleth。
生年と勇敢ではないくらいしか情報がないので好き勝手にキャラ付けされてしまっている犠牲者。
HoME未読でHardangがクソ野郎だと思っていた時期の影響でろくでなしにしてしまっていたが、
前述の通り息子さん全然悪くなかったので反省。
お詫びに典型的なHaleth家要素
(黒髪・小柄・やる気がない・都合の悪い意見はスルー・音速手のひら返し・俺は常に強い者の味方だ・上から目線のビビリなど)を詰め込んでみた結果、
やっぱりろくでなしになってしまった。重ねてお詫び申し上げます。
ニアナイスの時は24歳。若い。出陣してたのか留守番だったのか微妙なライン。たぶん留守番。
没年の記述はないが、Handir没後に跡継ぎで揉めてる所を見ると48歳までには死んでいる…と思われる。
Agathorが入婿だったことを考えるとHandirの次点で族長候補だったはず(子世代と同様に男系優位なら)
なので自ずと王弟ポジっぽい感じになる。設定がおいしすぎるので引き続き犠牲になると思われる。
ごめん。

Hundar

F.A.418-472
Haldirの弟。
同じくニアナイスで討死した。享年54歳。
兄ちゃんがHurinを養育していたので、彼も何かしら関わっていたのかもしれない。
Hurinの幼い頃を知る人物だったとすれば、
自分の孫とHurinの関係をどう見るのか?ちょっと気になるところ。
まあ兄ちゃんの孫もHurinの息子に殺されているわけだし、このへん残酷である。
時代が悪かったとはいえ、Hurin本人の気質に何か思うところあったのなら設定としてとてもおいしい。
この家系ほんとに設定がおいしい。

Dorlas

生没年不明。
みんなのアイドル。嫁ともどもアンチBrandir。
森でTurinを拾ってきた。Brandirに捨ててきなさい!言われるが、ちゃんと強いもん!と言い返して無事保護。
もちろんその後一切のお世話はBrandirに丸投げした。お前は小学生か。
Turinが竜退治の同行者を募った際には一番に名乗りを上げるが、ドキドキ深夜の川渡りサバイバルにビビって無事敗退。
竜退治に同行できないBrandirをディスりまくってHunthorの怒りを買っていたため、「Dorlasはビビって帰りました」とTurinに報告されてしまう。
一応恥ずかしくて道端の茂みに隠れていたが、通りかかったBrandirに発見され「何しとんねん!逃げたんなら知らせに来いや!!(意訳)」といい加減怒られた。
ド正論でガンガン言葉責めされた挙句オール図星だったため恥ずかしさ限界突破。
Brandirをぶん殴ろうとしたところでついにガチギレした彼に斬殺された。
ちなみにこのときのBrandirの武器は護身用の短剣である。お前さぁ…
本人曰く、「斧なら強いもん!!」とのことで実際それなりに腕力はあったようだ。
一番アレなのが、Finduilasの最期の言葉を聞いたのが彼だということである。Finduilas、どこまでも悲劇のお姫様だった。

Avranc

生没年不明。
Dorlasの息子に相応しく、堂々たるおばかっちょイキリ男。
(族長を差し置いて)結婚はしているらしいが、どうやら長老どもが引くほど若いらしい。
そらもう引くほど若いんだから19歳くらいでイメージしてます。
Hardangの ご 友 人 らしいが、
一旦Hardangに止められているにも関わらずManthorに弓を射掛けて愚民どもの顰蹙買ったり、
ノリノリで裁判の証言をするも華麗に返り討ちにあったり、
Hardangと一緒に逃げようとしてたはずが致命傷を負った彼をスルーしてダッシュで逃げたりと
ほんともうお前は何なんだ。Dorlasの息子すぎる、完璧。かわいい。
挙句弓がドヘタクソ。今際の際のManthorもびっくりだよ。お前は本当にファンタジーの住人か。
一応三回目にしてようやくManthorのわき腹にヒットして彼を殺すが、それでも心臓だの頭だのじゃなくて脇腹である。
調子こいて斬殺された親父の息子だけある。どういうご家庭だ。かわいい。
族長の家系が途絶えた後、どうやら彼が一族を纏めていたようだが、案の定というか空中分解した。知ってた。
個人的には彼の最期こそ気になるところである。奥さんと仲良くな。